先日、IDCフロンティアのサーバーとドメインを契約しているお客様から移管の依頼を受けました。
IDCフロンティアはクラウドやデータセンター事業などを行うソフトバンクグループの企業になります。
サーバーとドメインの契約で年間約5万円近くの維持費かかっていましたがサーバーとドメインを他社に移管することによって維持費が下がりました。
今回移管は下記のような形です。
■サーバー IDCフロンティア → エックスサーバー ■ドメイン IDCフロンティア → ムームードメイン
昨今は色々なものが値上がりしておりサーバーやドメインの料金も上がっているケースも多いです。
少しでも固定費を下げたいという方も多いです。
それではサーバーとドメインの移管方法について紹介します。
サーバーとドメインの移管方法は契約している会社によって作業が異なる場合があるのでご了承ください。
今回の手順としてはサーバー移管、ドメイン移管の流れになります。
サーバー移管の流れ( IDCフロンティア → エックスサーバー )
サーバー移管のポイントとしては下記になります。
・ネームサーバーを変更してから反映されるまでに数時間〜1日くらいかかります。 ※場合によって数日かかるケースもあり
サーバーのみ移管の作業の流れはおよそ下記になります。
ステップ1 移管先のサーバーを契約する
今回はエックスサーバーになります。
申し込み方法は割愛します。
ステップ2 移管先のサーバーでドメインを設定する
ドメインの設定についてはエックスサーバーの「サーバーパネル」を開き「ドメイン設定」を押します。
タブの「ドメイン設定追加」で移管するドメインを入力します。
ステップ3 移管先のサーバーにデータを移行する
次に移管先のサーバーにデータを移行します。
FTPツールなどを使いデータをアップします。
ステップ4 ネームサーバー情報の切り替えを行う
IDCフロンティアで契約しているドメインのネームサーバー情報を変更します。
ドメインのネームサーバーは下記になります。詳しくはエックスサーバーのマニュアルページで確認してください。
ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp |
ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp |
ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp |
ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp |
ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp |
以上でサーバーの移管が完了です。
ネームサーバーを変更しても変更してもすぐに反映されず数時間から数日かかるケースもあるので注意しましょう。
ドメイン移管(IDCフロンティア → ムームードメイン)
サーバーを移管したあと次はドメインの移管になります。
ドメイン移管の手順は下記になります。
また契約している会社によって手続き方法が異なる場合があります。
注意点としてはIDCフロンティアの場合、ドメインを解約するとドメインがDoレジに移管されます。
IDCフロンティアから直接他社にドメインを移管することはできないので注意してください。
ステップ1 IDCフロンティアでドメインの解約手続きをする
ドメインを解約するときに注意しておくことはお申込み可能な時期があることです。
満たしていないと解約できない場合があるので注意しましょう。
詳しくはドメイン解除のページを見てください。
解約の手続き
Zenlogicカスタマーポータルにログインします。
「会員/契約管理」→「契約一覧」メニューを選択。
解約したいドメイン名の「契約詳細」ボタンをクリック。
「サービス解約」をクリック。
「今後の運用」で希望の運用方法を選択します。
今回はドメインの移管なので「他社レジストラへ移管する」を選択します。
住所(英文)を追加します。
確認画面で手続き内容に間違いがなければ「実行」ボタンを押します。
受付完了です。
ステップ3 属性型JP指定事業者変更
下記の指定事業者変更ページで変更申請ドメイン入力します。
申請後、JPRS(JPドメインの登録機関)宛に、今回の申請情報が送信されます。
Doレジに現在の管理業者様宛にお手続きの確認が行われます。
その後、お手続きの承認・不承認が判断されムームードメインに連絡されます。
無事に承認されればドメイン移管が完了です。
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