Vue.jsはhtmlベースとなるテンプレート構文を使用しているのでVueインスタンスのデータと描画されたDOMを宣言的に対応させることが可能です。
テンプレート構文の基本的な形としてマッシュタグ構文(二重中かっこ)になります。
Vue.jsの処理はVueインスタンスを生成してDOM要素にマウントするところからスタートします。
マウントとは既存のDOM要素をVue.jsが生成するDOM要素で置き換える作業のことです。
オプションオブジェクトのプロパティ
el | マウント先の要素を指定するブロック | |
data | インスタンスの中のデータを指定する。 dataには数値、文字列、配列、オブジェクトなど。 | |
methods | インスタンスの中にメソッドを指定する。 指定されたものはVueインスタンスの中で呼び出すことができます。 | |
Vue.jsの基本
上記で紹介した「オプションオブジェクト」を使ってサンプルを紹介します。
プロパティにはそれぞれ役目があります。
elプロパティにはマウントさせる場所を指定します。
dataはインスタンスの中のデータを指定します。
methodsプロパティにはインスタンスの中にどんなメソッドがあるのかを指定します。
html
<div id="app">
<p> {{ number }} </p>
<p> {{ arrangement }} </p>
<p> {{ message }} </p>
<p> {{ number * 2 }} </p>
<p> {{ text }} </p>
<input type="button" v-on:click="btnON" value="ボタン">
</div>
js
<script>
let vm = new Vue({
el: '#app',
data: {
number: 100,
text: 'ボタンを押す前',
arrangement: ['a', 'b', 'c'],
message: 'Hello World'
},
methods: {
btnON: function() {
this.text = 'ボタンが押されました';
}
}
})
</script>
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