新築一戸建てを買うのか?
それともずっと賃貸で住むのか?
この住まいに関することは多くの人が一度は悩んだことがあるテーマではないでしょうか?
僕も実際に悩みました。
これからの時代は購入と賃貸どちらが良いのか?
昭和の時代は購入派が多かった
昭和の時代は家を持つことが一つのステータスでもありました。
僕の両親はサラリーマンでしたが新築一戸建てを注文住宅で購入しました。
なので自分も結婚をしたり子供が生まれたら一軒家を購入するんだろうなと漠然と考えてきました。
実際に見学してみた感想
新築一戸建てを見学しに行ったことがあるのですが新築というだけどやっぱり部屋もキレイでオシャレでいいな〜と心が踊ってしまいました。
しかも最新家電も置かれたりして新築の部屋にすごくマッチしていました。
新築を見学しただけで購入したいなという気持ちがわきました。
まあ新築を見たらだれでも購入したくなる気持ちがよく分かりました。
購入派から賃貸派に変化
家を持つことが一つのステータスになっていたのが昭和の時代ではありましたが平成、令和と時代が変わっていくなかでいまやそれも崩壊していると感じます。
とくにいまの時代は変化がとても激しいです。
また新築一戸建てを買うのは不安がある人もいると思います。
以前は新築一戸建てをいずれ持ちたいなと考えていましたがいまではずっと賃貸で行こうと考えています。
今回は僕がなぜ賃貸でいいかなと思ったのかについて紹介していきたいと思います。
あくまで僕個人の意見ですので参考になる人もいればならない人もいるかと思いますが興味がある方はぜひ最後まで読んでいただけたらうれしいです。
購入のリスクとデメリットについて
次は新築を購入するリスクとデメリットについて紹介していきたいと思います。
長期ローンはリスクが大きい
新築一戸建てを買うときに多くの人が長期のローンを組んでいると思います。
ある程度の資産をあらかじめ持っていたりお金に余裕のある人なら良いですがギリギリか少しだけ余裕があるくらいの人も多いと思います。
長期ローンは分割して毎月安く払うことができるというメリットがあります。
もし長期ローンをすべて完済すればその後の支払いがなくなりますが逆に長期ローンのデメリットとしては長い年月借金をかかえている状態になります。
長期というのは実はリスクでもあるのです。
たとえば給料や生活が変わったとしても同じ額を何十年間も払い続ける必要があります。
ローンを払い続けていく条件
- 今の仕事を続けていく
- 転職しても同じ給料の必要がある
- いつまでも健康で働く必要がある
10年後、20年後を考える
購入を考えている人はまず10年後、20年後にいまと同じ生活を維持できるかを考えてみてほしいなと思います。
もちろん給料面だけでなく病気や怪我がないとと限りません。
それでも大丈夫だと思うかたは購入を検討しても全然大丈夫だと思います。
賃貸を選んだ理由
時代の変化が激しい
ひとむかしと現代の状況を比べると一目瞭然で変化が非常に激しいと思います。
働き方もそうですがいま働いている会社が一生安定であるという時代ではなくなりました。
現代の状況
- 終身雇用が崩壊している
- 年金も崩壊しそう
- いつリストラされるか分からない
- ずっと同じ給料をもらえるか分からない
挑戦し続けたい人は購入が足かせになる可能性も!?
住宅ローンを組むと新しいことに挑戦するときに躊躇してしまう人も多いようです。
たとえば転職したいとか独立や起業を考えていたとしても住宅ローンを考えてしまうとチャレンジできなくなります。
簡単に引っ越せない
もし近隣とトラブルになったときに賃貸だったら簡単に引っ越すことができますが購入していたら簡単に引っ越すことができません。
実際にそこに住んでみないとわからないことも多いです。
住んでみたら近所の人と人間関係でうまくいかなかったり苦情を受けたりなどの近隣とのトラブルはよくあることです。
新築は一度住んだら中古になる
とても悲しい話ですが購入する前はピカピカの新築で建物も新しいですが1回でも住んでしまうと新築ではなく中古物件になります。
およそですが建物の価値は中古になったとたんに20〜30パーセントほど下がると言われています。
購入のときに諸経費がかかる
住宅の値段だけに目がいきがちですが新築一戸建てや新築マンションを買うときには諸経費などがもろもろかかります。
サラリーマンの生涯年収は2億5千万円くらい
生涯年収と購入費用を比較して考えるとわかりやすいです。
サラリーマンの生涯年収はおよそ約2.5億円だと言われています。
仮に家の価格は5千万円だとします。
家の価格が5千万円だとしても税金や住宅ローンの返済にかかる金利やその他もろもろの諸経費などもかかります。
また新築でも10年ほど立つと何かしら壊れたりして修繕費もかかる可能性があります。
購入する値段が5千万円だとしてもいろいろ費用がかさんでくると家だけで7千万円くらいかかってしまいます。
サラリーマンの生涯年収2.5億でそのうちの7000万円が家にかかるとしたらかなりのウエイトを占めてしまいますね。
賃貸と購入の比較(35年間)
賃貸派と購入派のどちらが得なのかということについては一概には言えないと思います。
住む場所や家賃によってはけっこう変わってきます。
購入よりも賃貸の方が安くなるケースもあれば賃貸より購入のほうが安くなる場合もあります。
ですが家賃がめちゃくちゃ高かったりめちゃくちゃ格安な新築でない限りは賃貸の方が得だと僕は考えています。
たとえば僕の場合は賃貸でずっとやっていく場合に引っ越しが必要だったとしても月6万~7万円代を想定しています。
もし月7万で35年間を賃貸に住めばおよそ3000万円くらいかかります。
けして安い金額ではありませんが7000万円かけて家を購入して35年間維持していくよりも半分もかかりません。(トータルでかかる金額は住む場所やローンなどによってもだいぶ変わります。)
また賃貸であれば修理が必要な場合も大家さんに連絡すればたいてい大家さんで修理を頼んで負担してくれます。
家賃以外にかかるお金は管理費の数千円くらいでこれが購入となると古くなればなるほど修理が多くなり劣化が激しくなると建替えも必要になります。
賃貸であれば何かあっても大家さんが負担してくれますし近隣でトラブルがあっても引っ越せば良いだけです。
購入の場合
都内の場合、場所にもよりまぜ新築一戸建てだと最低でも4、5千万くらいします。
ちなみに新築マンション購入はなしです。
理由としては新築マンションは、古くなくると売れなかったり建物の建て替えができない場合があるからです。
一戸建てであれば建物の価値がたとえなくなっても土地の値段があるのでなんとか買い手もつくかもしれません。
ですが少子化やテレワークの普及によりかならずしも売れるとは言えないです。
建物の値段だけでなく最初に諸経費や購入してからかかる固定資産税や古くなると修繕にかかるお金も合わせると7千万くらいかかります。
さいごに
いまの時代はかならずしも家を持つ必要はないと僕は思います。
もちろんいまでも新築一戸建てや新築マンションに憧れはあります。
ですが購入することでさまざまな制限や縛りが生まれてしまうことで自由度や柔軟性がなくなってしまう気がします。
また万が一払えなくなったりお金の面だけでなく近所付き合いがうまくいかなかったりトラブルがあっても購入してしまったら簡単に引っ越すことができなくなってしまいます。
結婚したり家族が増えたり子供が巣立ったり状況の変化に合わせられるのが賃貸のメリットだと思います。
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