今回は複数行の文字列から特定の文字以降を削除したい場合の削除方法について解説していきます。
実際に仕事において使うことがあったのでメモとしても残しておきたいと思いました。
テキストが複数行あってしかも文字数が多い場合、手作業でがんばって削除しようとするとけっこうな時間がかかってしまいますしミスも起こりやすくなります。
だって人は間違うこともあるしミスをする生き物ですから。
そんなときには正規表現を使うことで作業の効率的アップさせることができます。
僕も正規表現を使うようになってから手作業で時間がかかっていた作業を早く終わらせることができています。結果として効率アップにつながっています。
ですが正規表現は慣れないと使い方がわからなかったり難しいというイメージを持っている人もいると思います。
僕も最初、正規表現の使い方がわからなくて使っていなかったのですが正規表現を少しずつ業務で使うことでこんなにも作業の効率を上げることができるのかとびっくりしたことがあります。
作業の時間を減らすことができれば無駄に残業する必要もなくなりますしほかの作業に集中することができます。
便利なので正規表現を使わない手はないと思います。
ぜひ使ってみてください。
複数行の文字列から特定の文字以降を削除したい
修正したい文字列
例としてたとえば修正したい文字列を下記だとします。
テキスト1/aaa
テキスト2/bbb
テキスト3/ccc
テキスト4/ddd
テキスト5/eee
※削除するのは特定の文字列以降になります。(特定の文字列から改行までを指定する)
正規表現
削除するのは/(スラッシュ)以降なので下記の正規表現をつかって削除してみましょう。
正規表現(検索):\/.+
置換する文字:空白
正規表現でよく使うものの意味を紹介していきます。
\(バックスラッシュ)
バックスラッシュは文字を表すために使います。文字の前に置きます。
+(プラス)
プラスは直前の1文字を1回以上の繰り返すことを表現しています。
ドット
正規表現で使われる「.」(ドット)はドットの前に設定することで改行を除く任意の文字という意味になります。
これらの正規表現を組み合わせて特定の文字列以降を削除していきたいと思います。
結果
正規表現を使った結果、次のように特定の文字列を削除することができました。
行が多ければ多いほど作業の効率が一気にアップします。
情報量が多い場合や行数が多い場合など一気に処理をしたい場合だと正規表現はとても便利です。
テキスト1
テキスト2
テキスト3
テキスト4
テキスト5
またよく使う正規表現もあらかじめ使いまわせるようにテキストエディタに張り付けておいて使うときに中を少し修正して使うのもおすすめです。
仕事の効率をアップさせていきましょう!
それでは!
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