複数の条件のなかでいずれかに一致したときに処理を行うことができるのがswitch文になります。
今回はこのswitch文の書き方と使い方について紹介していきたいと思います。
switch文の書き方
まずはswitch文の書き方についてみていきましょう。
switch (式){
case 値1:
式と値1が一致したときに処理をする
break;
case 値2:
式と値2が一致したときに処理をする
break;
default:
式といずれの値とも一致しないときに処理をする
}
switch のあとに記述されている (式)を見てその式とcaseの後に書かれたいずれかの値と一致するかどうかを調べます。
一致した場合は一致したcaseの下に書かれた処理を行います。
いずれの値とも一致しなかった場合はdefaultの下に記述された処理を行います。
switch文のサンプル
次はswitch文を使って実際に処理を書いていきます。
let fruit = "apple";
switch (fruit) {
case "banana":
console.log("これはbanana(バナナ)です。");
break;
case "orange":
console.log("これはorange(オレンジ)です。");
break;
case "apple":
console.log("これはapple(リンゴ)です。");
break;
default:
console.log("どれも一致しません");
}
上記のコードは、fruitという変数に格納された値によってswitch文を実行します。
fruitという変数には「apple」という文字列が入っているのでcaseの「apple」が該当してコンソールで「これはapple(リンゴ)です。」が実行されます。
注意点としてはcaseブロックの最後にはbreak文を書くようにしましょう。
もしbreakがないと一致するcaseの処理が終了したあとも次のcaseの処理が実行されてしまいます。
コメント