今回は正規表現でもよく使う先頭と末尾に要素を追加する方法について紹介していきます。
行の先頭と行の末尾に要素を追加する方法
行の先頭を表す正規表現
正規表現で行の先頭を表すには「^」を使います。
「^」はキャレットまたはハットと読みます。
例
まず次のような文字列があるとします。
この文字列を<span>タグで囲みたい場合の例になります。
テキスト
テキスト1
テキスト2
テキスト3
検索
^
置換
<span>
結果
<span>テキスト1
<span>テキスト2
<span>テキスト3
行の先頭に<span>が追加されました。
行の末尾を表す正規表現
正規表現で行の末尾を表すには「$」を使います。
次は行の末尾に</span>を追加しましょう。
検索
$
置換
</span>
結果
<span>テキスト1</span>
<span>テキスト2</span>
<span>テキスト3</span>
これで行の先頭と行の末尾に要素を追加することができました。
行数が多ければ多いほど正規表現を使うことで作業の効率化をすることができます。
正規表現は覚えておいて損はないですね。
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