今回は正規表現を使って文字列を「シングルクォーテーション」で囲み末尾に「カンマ」と半角スペースを入れる方法について紹介していきたいと思います。
とくにjsonの記述をしたいときにエクセルで文字列だけをお客様からもらった場合に効率よくデータ化することができます。
文字列を囲むで末尾にカンマと半角スペースを入れる方法
参考の文字列
参考としてまずは下記の文字列を使います。
A123456
B222222
CC12345
上記を次のような結果になるようにしたいと思います。
'A123456',
'B222222',
'CC12345'
使う正規表現
それでは正規表現を使いたいと思います。
検索パターン
^(.+)$
まず検索パターンとして上記の正規表現を使います。
^:行の先頭を意味します。
(.+)$:行全体をキャプチャします。
置換パターン
'$1',
置換はパターンは上記を使います。
‘$1’:キャプチャした内容($1)をシングルクォートで囲みます。
, :末尾にカンマとスペースを追加します。
上記の使うことで次のようになります。
'A123456',
'B222222',
'CC12345',
最後の行のカンマと半角スペースは消したいのですがこちらは手動で消してもいいでしょう。
改行を消す方法
上記のデータをさらに改行のみを消して1行にする方法も紹介します。
検索パターン
検索パターンは下記を使います。
(?<=['"]),\s*\n\s*
置換パターン
検索パターンは「カンマ」と半角スペースにします。
,
実行すると下記になります。
これで改行が削除され1行になりました。
'A123456', 'B222222', 'CC12345',
正規表現を使うとたくさんの文字列を処理できるので仕事の効率もアップします。
ぜひ使ってみてください。
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